wifiが二日間ほど使えず、その間十分ネット中毒者である事を自覚する。
ばあちゃんちへいとこの家族がやってくるので自分も行くという一大イベント発生。
いとこはなんだかうつむいていると思ったら、包み紙を目に沿って折っていたようで、その子のキビしい母さんにやめなさいと叱られていた。どうしても紙を折りたいらしく何度注意されてもやめない。
クリスマスプレゼント入りの紙袋をいとこへ手渡しして袋の中の黒飴と昆布を見た途端にウエーンと号泣される。「嬉しい」。嬉し泣きであれほど泣けるとはなんといじらしい。それを見たうちの母がティッシュ4枚ほども使ってもらい泣きしたのが可笑しかった。
いとこはいつまでも泣いていた。感情が高ぶって何も手が付けられないようだった。
なぜ私は会った事もないうちからこの子にこんなに愛されているんだろう。不思議な感性を持った子だ。
勉強好きで、スマートフォンは欲しがらないという。1ランク下の高校にはいじめる嫌な人がいるので、北海道一の高校に受かりたいという。