ブラックでテキスト入りのクールなデザインがナウなガールズのトレンドの様子…ファンシー雑貨屋見ると、マーベルとかFILA、ブランドのみならずかっこいい財布がある。わいの財布は小学生の時にデパートで買ったエンジェルブルーだ。
新入学の文房具、カラフルなランドセルにもう学生としての登校はできない現実を突きつけられる。
わたしにはなにひとつボーイッシュな子供時代は送ることができなかった。
与えられたピンクやガーリーな柄はまずまず好きだった。だから問題はほとんどなかった。
男子がうらやましい気持ちが薄く、年をとってから強くなるばかり。
黒いランドセル、クールな色合いのPUMAやアディダスの筆入れ、ポケモンの青いお道具箱、ラナバウツの弁当箱、恐竜の帽子。理想の過去を取り戻したい気持ちでいっぱい。そんなもの何になる?
仮に現在のワタシがそれらに身を包んで他人にガキンチョ男子だと認められたとして、何になる?何にもならない。
それは大人の格好をしていても同じ。他人にとってどうでもいい事だ。