月経を止まらせたおかげで確実にストレスが減ったはずなのに、代わりに他の事でストレスを溜めている。今後何を良く変えても、自分はこれでいいと満足も妥協もできないのだろう。
この人のほうがずっとマシ、自分は劣っていると比較する。
小学2年の時、休み時間に、学校の裏山に遊びに他の子についていかされた。
あの頃、自分から行動が一切できなかった。ただついて歩き、一人突っ立っているだけだった。ちっとも遊べなかった。
チャイムが鳴ってから山を降り、他の数人と共に授業に遅れた。
しんと静まった教室に帰ると、「皆待っていたんですよ、謝ってください」と先生にきつく叱られた。
先生は私が他の子と「普通に」遊んできたと思っていたのだろう。
当時の私は人前で表情を出せず涙を見せるのも屈辱だった。
他の子の謝罪につぎ、唐突にこらえられずに一人しゃくりあげて泣きながら「ごめんなさい」と謝罪した。
可哀想な思い出ではあるが、当時は場面緘黙症を知る人がおらず、先生も怒りっぽい人だったし仕方ないと思っている。
しかし昨日母から聞いた話だと、私が不登校になった後に、その先生がその件について家に泣いて謝りにきたという。後々には特殊学級の先生になったとか。「話してなかったっけ」と母。
前向きに考えれば、私の存在が先生の心を変えたのかもしれない。