私には職がない。同居する家族の負担を減らしたくせめて最低限の家事…掃除、料理、買い物、庭の手入れを手伝おうという責任感がある。
しかし仕事があることが家の事を手伝わなくていい理由には、ならないのではないか。
母は「他の子はこんなに手伝ってくれない」と言ってくれるが事実か。
たとえ私が外で働き安定した収入があったとしても、家事に参加して家族を助けたい気持ちは常にあるだろう。「他の子」みんなにもあるだろうか?全員にはないはずだ。
ありがたいことに私は親に認められている。いつからかよく褒めてもらえるようになった。
父はいつも「ありがとうじじい」と歌ってくれる。…私は父からじじいとずっと呼ばれている。
なのに職がないから当然の事をしたまでだと自分自身を認められず責め続けていた。失礼だと今になって思う。自分の頭を撫でてやろう。
(家にばかりいると不機嫌になるから)車で外へ連れていってくれてありがとう。